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 木の器の取り扱いについて(オイル仕上げの木の器編)

M.SAITo Wood WoRKSの木の器(オイル仕上げのもの)は、食用の“クルミ油”または、“えごま油”、”亜麻仁油”をたっぷりと吸わせるようにして仕上げています。

◎オイル仕上げの木の器をじょうずに使うコツは・・・

「なるべく表面に油を含ませる・油分をキープさせる」ように使っていくことです。

お肌や髪の毛のケアと同じ。革製品に時々クリームを塗ってあげることと同じです。

ですので、料理の油が木の器に付着するのは大歓迎。煮物、焼き物、揚げ物…なんでも、どんどん料理を”直接”盛り付けていくのが正解。

木の器表面に定着した油分が、

 木地内部への水分の出入りをブロック → 木地の変形、劣化を抑える。

 水分やその他雑菌等の侵入をブロック → カビや黒ずみを防ぐ。

ただ料理を盛り付けて使っていくだけでもその油が付着するので好都合。効果的。

さらに気づいたときで良いから、オリーブオイルでもサラダ油でも、台所にある食用油を全体に刷り込んであげるとより効果的です。

全体に油を擦り込むと、見た目もしっとりと美しく映えます。

◎使った木の器を洗うときは・・・

常に油分を含んだ状態なので、洗剤を泡立ててスポンジでこすっても、泡はすぐに消えてしまいます。

さらに洗剤は、キープしておきたい木の器表面の油分を少しずつ洗い流してしまうことになります。

そのため、お湯だけでしっかり食べ物かすなどを取り除くように洗っても良いと考えます。

※食べ物かすが残ると、カビなど増殖のエサとなってしまうので、なるべく汚れは洗い落とす。

  • 食器洗浄器、食器乾燥機の使用は不可です。
  • 電子レンジの使用は不可です。
  • しばらく使わないときは、直射日光の当たらない食器棚の中へ。ただし、多湿でないところ。
  • 長時間水に漬けておかないように。かび、黒ずみの原因になります。
  • 食べ物を入れて保存するのは避けてください。
  • 冷蔵庫に入れたままにしないでください。乾燥の厳しい場所なので割れる恐れがあります。

とにかく、しっかり使いこむことが一番だと考えています。

ちょっとした欠けや割れも修理が可能です。

M.SAITo Wood WoRKSの木の器は修理・メンテナンスは無償にて行っています。

ので、ご心配なく。